Time Machineのバックアップが失敗する原因と対処法(MacAfee Live Safe 編)
Macのバックアップツール「Time Machine」を使っている際に、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります:
バックアップの開始中にエラーが起きました。Time Machineによるバックアップへの書き込みがアンチウイルスソフトウェアによって妨げられている可能性があります。
このエラーの主な原因の一つは、アンチウイルスソフト(特にMacAfee Live Safe)がTime Machineの動作に干渉してしまうことです。この記事では、その対処法をわかりやすく解説します。
1. MacAfee Live Safeを一時的に無効にする
最もシンプルな方法は、MacAfeeを一時的にオフにして、Time Machineのバックアップを試すことです。
- MacAfeeのアプリを起動
- 「リアルタイムスキャン」や「ファイアウォール」の項目をオフにする
- Time Machineでバックアップを再試行
※バックアップ完了後は、セキュリティ確保のためにMacAfeeを必ずオンに戻しましょう。
2. Time Machineのバックアップ先を除外設定に追加する
MacAfeeの設定で、Time Machineが使っているディスクやフォルダを「スキャン除外リスト」に追加することで、干渉を回避できます。
- MacAfeeの「セキュリティ設定」→「スキャン除外」へ
- 次のパスを除外対象に追加:
/Volumes/(バックアップディスク名)/
~/Library/Application Support/Time Machine/
3. ディスクの状態を確認する
Time Machineが使っている外付けディスクやNASに問題がある場合も、バックアップが失敗します。以下をチェックしましょう。
- ディスクユーティリティで「First Aid(ディスクの修復)」を実行
- 他のアプリでそのディスクに書き込みできるか確認
- ケーブルやUSBポートが正常に接続されているか確認
4. セーフモードでのバックアップを試す
Macをセーフモードで起動すると、MacAfeeを含む一部の外部ソフトが読み込まれません。この状態でTime Machineを試してみましょう。
- Macを再起動し、Appleロゴが出るまで Shiftキー を押し続ける
- セーフモードに入った状態でログイン
- Time Machineでバックアップを試す
まとめ
Time MachineとMacAfee Live Safeは、稀に干渉してバックアップエラーを起こすことがあります。今回紹介した方法で多くのケースは解消できますので、ぜひ一度お試しください。
問題が続く場合は、MacのOSバージョンやTime Machineの設定も含めて再確認しましょう。
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